神戸市東灘区でマンション検査

12月の天気のいい日に神戸市東灘区にある山手の大型マンションの現況検査に行きました。今年最後の分譲マンション現況検査となりました。今年も実に多くの案件を検査させていただきました。
ここの外壁タイルにはおおきな問題はありませんでしたが、確実に経年劣化は進んでおりシールの劣化、外壁のひび割れなど細かい指摘は、数多くありました。
次回の大規模修繕に備えて日々の建物の劣化状況を管理組合様、管理会社様に把握頂き大切な修繕積立金をどのようにして使うのか?我々の点検結果が活かされればいう事ありません。しかしながら昨今は、建築費の高騰でなかなか予算通りの修繕が出来なくなってきております。
それゆえお金の使い道がとても重要になってきます。安かろう悪かろうでは、健全な建物の維持管理には繋がりません。難しい選択が多く出てきます。
大阪建物病院は、設計事務所の立場で工事には一切関係せず第3者の立場で建物の状況を診断いたします。いままで培われた建物検査の確かな目で今日も建物の診断に奔走致します。