外壁打診調査:昭和40年代とても古い建物です
毎日 暑い日が続きばて気味のこの頃、建物打診調査の事前現地調査にある現場に伺いました。調査案件は昭和40年代と古いRC造の建物でした。
全面打診調査を行いその結果をもとに改修設計を行う案件です。建物の周囲を確認し屋上に上がり打診調査の調査計画を考えます。高所作業車は、入るのか?チェアーゴンドラを使うのが良いのか?さすがに梯子での打診は、上がり降りで検査員がこの暑さの中では負荷が多すぎるなどなど結果を出す最高の方法を考えます。
そもそも約50年が経過しており劣化事象が進んで当たり前の建物です。
ところどころ爆裂し錆びた鉄筋が見えている・・・これはまずい。
外壁に亀裂が入り浮いている、ここも爆裂の1歩手前なのか、壁の剥離、脱落も時間の問題でしょう。早く改修工事をしなければ・・・
しっかり全面調査して不具合箇所(浮き、クラック、欠損)を立面図に大きさ・幅・長さ・箇所をプロットし不具合の面積を算出いたします。写真と共に報告書にまとめて提出して我々の仕事は完了します。
不具合箇所がどれだけ多いかで検査時間は大きく変わります。コロナ対策においてマスク着用の検査は厳しくさらにこの猛暑でダブルパンチです。体力勝負の日々となります。1に睡眠、2にバランスの良い美味しい食事、3にストレスなく楽しく仕事をすること(仕事以外の楽しみが大事です)を心がけて仲間でワイワイガヤガヤよく話をしてチームワークを良くすることでなんとか乗り切っております。
近年、ゲリラ豪雨や大型台風が多くなり年々災害が大きくなってきていると感じます。建物への負荷が増え続け強風のため外壁タイルが剥落したり雨漏れの調査も増えてきました。このまま自然環境の破壊が進んで地球は大丈夫なのか?とても心配です。
大阪建物病院は、赤外線を駆使した調査を行っておりますが、メットグループでは自然災害の巨大化に対して災害に強い強化サッシや強化ガラスを提供したり雨戸を新設したり環境が大きく変わる今、様々な建物の安全対策ニーズに応えております。
まさにメットグループの使命:我々は環境変化に伴う「住まいのアップデイト」を通じて、安心・安全・快適を提供し続けます。 全員で実践中!