定期報告調査:設備点検
16日に建築設備の検査に伺いました。非常用の照明装置が十分な明るさで点灯するか?窓がない部屋の換気が適切に行われるか?について確認いたしました。
全ての非常用照明は、適切な明るさで点灯し窓のない部屋(無窓居室)の換気も風量測定の結果、適切な換気が行われており検査がスムーズに終了しました。建物の屋上防水の状態も良く外壁面及び建物内部まで大変綺麗に維持管理が行き届いておりました。ビルの所有者様が日ごろから安心、安全、快適であるように定期的にメンテナンスを行ない建物を大事にされていることが感じ取れました。
なんと非常用照明はLEDの新しいモデルでとても明るかったです。様々なところで点検を行ってきましたが、点灯しない設備も多くあり維持管理の重要性をとても感じた1日でした。
定期報告制度は、建築物の安全対策と維持管理を目的とした制度です。もし適切な維持管理を怠たれば必要な設備が作動せず災害が拡大し人命に危害を及ぼすことになりかねません。
案内通知が特定行政庁から届きましたら大阪建物病院にご相談ください。調査・検査のことから報告書まで説明・アドバイスさせていただきます。