大阪市中央区で赤外線外壁調査
大阪のど真ん中のビルの多いエリアで東西南北 4面タイル張りのマンションの外壁タイル調査を赤外線カメラで行いました。南面と北面は、近隣のビルがあり通路も狭く人の出入りがないため1Fと屋上から手の届く範囲を打診調査しこのビルのタイルの状況をおおかた把握して午前中にバルコニーのある東面の赤外線撮影を行いました。9時半に撮影しさらにタイル温度があがる10時半にも同じところを撮影しました。時間による画像の違い(温度の違いでの画像の変化)を比較したいためにそうしました。
屋上から4面手の届く範囲について打診調査してタイルの施工状況や劣化状況を確認しました。ほぼ浮きがなくタイル施工のいいビルであることがわかりました。
その情報をもったうえで赤外線外壁調査を行ったところほとんどの箇所において高温反応は見られなかったのですが、一部おかしな温度の出方をする箇所を見つけ出しました。
後日、データをパソコンで取り込んでしっかり画像解析を行いたいと思います。
健全な箇所と高温反応が出ている箇所で何度の温度差があるのか?温度反応の範囲を温度バーを動かしながら色目の出方を確認して解析を行っていきます。
早々に報告書にまとめて事業主様へ説明に伺う予定です。
1棟 1棟 こつこつと様々な建物の赤外線外壁調査を進めてまいります。この積み重ねが大阪建物病院の信用につながっていくと信じて暑い中もっと気張ります。