赤外線画像2 (外壁タイル)
画像1と同じ建物です。右の温度バーが最高23.3℃ 最低11℃ スポット16.6℃
タイルの目地がはっきりと出ております。サッシの下部に黄色ではなく赤色のタイル部分があり温度が高いことがわかります。(タイルの浮きの可能性が高い場所です)
右側に桜の枝が写っており温度が低いため青色になっています。この画像では、サッシのところに桜の枝がしっかり写っています。撮影する角度により壁面には周りの物が鏡のように写ります。赤外線撮影では、その写り込んだ情報を拾うこととなり本来の調査建物の壁面以外の結果が出ることになります。壁面にも黄色ではなく淡い青色で枝が写り込んでいる事がわかります。
これが、赤外線調査の欠点であり難しい所です。・・・では解消するには?
撮影の場所を考えて写り込まないような角度で撮影する技が必要になります。
市街地では、多くのビルが建て込んでおり写り込みが当たり前ゆえ赤外線撮影の腕が試されるのです。 赤外線外壁調査においてとても大事な撮影技術です。