大阪建物病院ブログ

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2021.04.06

Category: スタッフブログ

赤外線外壁調査  分析

新年度がスタートいたしました。毎年のこととはいえまた0から始まりです。大阪建物病院は、今期10年目を迎えます。前期頑張りまして累計の赤外線外壁調査は、なんと445棟になり漏水調査が、251棟となりました。コツコツと積み上げてきた成果です。

昨年は、ドローンでの赤外線外壁調査にチャレンジしてきました。敷地の条件から地上からの赤外線撮影が無理な場合には、とても便利です。敷地が広く余裕がなければ色々と難しい面(操縦も難しい)があるものの大きな倉庫の屋根などの劣化現況診断には、ドローンの空撮画像がとても役に立ちます。

今期10年目には、さらに様々なことにチャレンジしていきたいと考えます。プランはしっかり練りました。あとは実行です。まさにPDCAを回していくという基本動作が大事になります。

早速、大阪府建築士事務所協会において 「高精度赤外線外壁調査セミナー」を4月26日(月)17:00- 開催いたします。コロナの中、参加できる人数はわずかですが動画の配信があり会員様はいつでも見ることができます。赤外線画像の比較や利点、欠点などをわかりやすく説明いたします。

是非 動画を見て頂きたいですが、建築士事務所協会の会員でない方は見れませんのでこちらからお伺いして社内勉強会などを企画していただければと思います。もちろん無料です。実際の赤外線カメラをのぞいて見て頂いたり赤外線カメラ搭載のドローンも実物を見てもらいます。デジカメと2つのカメラを搭載する為かなりの大型機となります。

今期力を入れるのは、解析業務、赤外線画像の分析力の向上です。撮影の時間、場所、調査日の天候など注意すべき事項が沢山あり確実に撮影された画像を分析しどこの箇所に不具合があるか?この分析が一番難しいところです。445件の実績に裏付けられた技術者の腕が、試される場面です。この分析には、よくあるレインボウ色の画像ではなく違う色目で不具合箇所が浮き上がってくる箇所を立面図にプロットして報告書を完成させています。上記の写真を見てください。

色目が出ているところが浮きの可能性のある箇所となります。これを1枚1枚しっかり分析してタイルの浮きの箇所を見つけております。まだまだ皆様が知らないことは沢山ありますのでブログで引き続き発信していきます。

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