大阪建物病院ブログ

Blog

2021.01.07

Category: スタッフブログ

本年もよろしくお願いいたします。

昨年4月からブログを開始して日々の体験などをみなさまに情報発信をしてまいりました。まだまだ未熟ではありますがご覧いただき誠にありがとうございました。

コロナが世界に広がり大変であった2020年、さらに広がりを見せて先が見えない2021年がスタートいたしました。既存建物を調査する我々の業務にも影響が出始めております。病院、老健施設などの調査案件は、先送りとなっており改修工事なども延期が出ているようです。

既存建築物については、建築基準法第12条での定期報告制度があり特定建築物の点検は義務になっております。コンプライアンスが厳しい時代、建物の維持管理において不備があり外壁タイルの剥離等での事故が起きれば大事になります。よって10年の全面打診等の点検は、必ず行わなければならず打診調査に代わる赤外線外壁調査(赤外線装置法)の依頼は必ずあります。行政庁の建築物(学校、公民館、共同住宅等)の入札案件も春と秋には定期的に出てくるため弊社としては、技術力の向上(調査精度の向上)やドローンの活用によるさらなる調査手法のチャンネルを増やしてこつこつと前進したいと思います。

 昨年、ある行政庁の市営住宅外壁劣化状況調査の入札におきまして    「現在の建物外壁の劣化状況を把握するために、目視、打診及び無人飛行機等を用いて、建物の浮きやクラック等を調査することを目的とする」       との仕様書が初めて出てきました。いよいよ行政庁もドローンでの外壁調査を正式に出してきた時代になったと考えます。

 本年 さらに赤外線外壁調査を向上させ雨漏れ等の漏水調査から断熱診断の分野まで取り組んでいきたいと思っております。セミナー、勉強会などご要望があれば、検査がない限り対応させていただきたいと考えます。ブログでの情報発信もさらにギアーを上げていきますのでどうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

昨年調査しましたタイル外壁の赤外線画像です。かなり劣化が進んでおります。

一覧へ戻る

無料お見積もり/お問い合わせ

Contact

お問い合わせ種類必須
お名前必須
フリガナ必須
メールアドレス必須
電話番号必須
お問い合わせ内容必須