大阪建物病院ブログ

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2020.05.19

Category: スタッフブログ

赤外線画像1

タイル外壁の南面 天候がよく直射日光が当たり温度が上昇した11時半ころの映像です。右側の温度バーは、最高28.3度(白色)最低14.8度(紺色)になっており中心のクロス印スポットは22.3度(黄色)です。その間は温度が高いと赤色から黄色、水色と温度変化で色彩が変わります。このように1画像内で温度変化を表すのが赤外線画像です。

タイルと目地の温度が微妙に違うためタイル目地がはっきり出ています。

サッシはガラスもあり温度が低いため水色できれいに出ています。右下にはクーラーの室外機が映っており温度が高いところは赤色、低いところは水色になっています。また、木の枝もはっきり映っています。

この壁面でサッシの下部に赤く温度が高いタイル部分が写しだされておりここだけが周りのタイルよりも温度がわずかに高く、浮きの可能性が疑われる部分です。健全なタイルは、直射日光で温度が上昇しても裏の躯体へと温度が伝達されますが浮きがあればわずかな隙間に空気層があり温度が高くなります。

この温度変化部分を見つけ出すのが高性能赤外線カメラです。

まさに人の目ではわからないわずかな変化をキャッチできるフリアーマジック。これから様々な画像をシリーズでお届けしていきます、お楽しみにしてください。

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